スロートレーニングで筋力はつかない。
今回は最適な筋トレ動作の速度について紹介します。
これは筋トレを行う頻度ではなく筋トレ種目の1回あたりの速さについての解説です。
筋力、筋肥大それぞれの効果はどのぐらいあるのかと最適の速度について紹介します。
筋力、筋肥大どんな効果を指すのか?
筋力とは?
文字通り筋肉の発揮できる能力のことです。1回で持ち上げることの出来る最大重量によって筋力は計られます(最大筋力)。
筋肥大とは?
筋肉は筋線維という細い筋細胞が何千本も束になりできていますが、この筋線維が肥大し、体積が増加することを筋肥大といいます。
スロートレーニングの筋力効果
「ベンチプレス1回の動作を4秒間で行うVS1回の動作を8秒間で行う」で効果の違いを測った研究があります。
結論、4秒間が34%向上に対し8秒間が11%向上という結果でした。
つまり、遅くした方が筋肉に負荷を与えしんどいように思いますが実は、効果がないやり方になります。
スロートレーニングの筋肥大効果
「アームカール1回の動作を1秒間VS8〜9秒間で行う」で効果の違いを測った研究があります。
結論、どちらも効果があるが1秒間で行う方がより高い効果があったことがわかっています。
最も効果のある速度
4〜7秒の間で動作を行う方法が1番効果が高いことがわっています。
さらに遠心性収縮と求心性収縮があり
遠心性収縮をより長く行うことが効果が高い速度になります。