筋肥大をもたらす理論
「筋肉量を増やしたい!」と思い筋トレしている方は多いと思います。
最近でもまだいらっしゃいますが「筋肉をつける為には高強度で行うべき!」
といった考え方がありますが実はこの理論は50年程前の理論になっていまして
最新の研究ではこの考え方は関係ない事がわかっています。
最新の理論
「筋ボリューム理論」です。
筋ボリューム理論とは、「重量、回数、セット数」を日々増やしていく事で筋肥大が起きるという理論です。
例、ダンベル10kgで10回2セットのサイドレイズを行う場合
この人の筋ボリュームは200kgになります。
つまりこの200kgという数字を重量、回数、セット数のどれかを増やし
ボリュームを増やしていく事で筋肥大が起きると言う事です。
理想の重量
1セットあたり10回が限界になる程の重量がオススメです。
したがって理想の回数も1セット10回になります。
もし自分の10回が限界の重さを知りたい方は下の表を参考にしていただき
計算方法としては「自身のMAX重量(1RM)✖️0.75」で計算できます。
例、MAX重量が100kgの人の場合
100✖️0.75=75kg となります。
理想のセット数
理想のセット数は1週間で同じ部位10〜20セットがオススメです。
つまり、週2回トレーニングを行う場合最低でも1回のトレーニングで5セット行う必要があります。
この理論の前提条件
前提条件は、疲労困憊まで行うと言う事です。
身体が疲労していないトレーニングをいくらボリュームを増やしても筋肉が付きにくい事がわかっています。
つまり、10回が限界になる重量の設定や1週間最低10セット以上という事が必要になってきます。